- 2024年11月21日
IR情報
Investor Relations
株主・投資家の皆様へ
企業の成長とともに、
— メディアファイブ株式会社 代表取締役社長 河野 活
地域貢献を通し
社会的責任を
果たしてまいります。
平素より株主・投資家の皆様には当社の経営に対し変わらぬご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
足元の我が国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が段階的に緩和され緩やかな回復が見られたものの、ウクライナ情勢や中国・台湾問題等の地政学リスクや物価の急激な高騰など、先行きが不透明な状態が続いております。企業がウィズコロナの生活様式で確立されたテレワークやオンラインを活用した経済活動を常態化させる動きと、以前の状態へ戻す動きとに二極化する一方、クラウドサービスの活用、DXの推進など、社会全体としてIT活用の流れが一層増加しており、当社が属する情報サービス業界においては、慢性的にIT人材が不足している状況にあります。
このような環境の中、当社グループでは、人材確保・育成のための先行投資としてITエンジニア育成研修を拡大し、未経験者や新規学卒者を積極的に採用し、育成に注力しております。また、技術力の向上、ワークライフバランスの向上を図ることで、優秀な人材の囲い込みを図っております。また、地方にくらべIT人材の需要が高い関東地区への人材の配置転換を推進していく所存です。
2024年5月期におきましては、ITエンジニアの育成について、新たにプログラミングスクール「アキバ・テックドリーム・アカデミー(テクドリ)」と改称し、それに伴いスクールの公式ホームページをリニューアルし、更なる拡大を目指しております。引き続き、福岡地区および関東地区において若年層エンジニア候補生を集め、さらに研修期間中の経済的負担等を軽減することにより、より良い環境での研修を実施してまいります。
また、2022年7月にリリースさせていただきました中期経営計画「DXリベンジャーズ2025」については、処遇改善や計画の前提となる人材獲得について抜本的な見直しが必要となり取り下げをさせて頂くこととなりましたことをお詫び申し上げます。できる限り早く新たな中期経営計画を策定し開示できるよう努めてまいります。
なお、これまで多数のITエンジニアを育成してまいりました当社におきまして、子育て世代を応援し、働く環境を整備する目的で本社ビルの1階に開園した「メディアファイブ保育園 薬院」は、当社社員はもちろんのこと、近隣地域の待機児童解消の一助となるよう運営してまいります。
このように九州・福岡を発信源とする様々な取り組みを行うことで、これからも企業の成長とともに、地域貢献を通し社会的責任を果たしてまいります。
メディアファイブ株式会社
代表取締役社長 河野 活